保育展

先日子どもの通う保育園の保育展がありました。

「保育展」というものがそもそもピンとこず、一年間で作った作品を展示する場かな?と思っていました。

が先ほど頂いた保育展の冊子を読んで、

先生方の日々の保育での想いが伝わりじーんとしました。

どうしても自分の子どもに関しては、何ができるようになったか、とか

他の子とトラブルなく過ごせているか、とか小学校に上がったらこれとこれの勉強させなきゃ、とか、その場その場で必要と思われること・目先のことで頭がいっぱいになります。

けど保育園の先生方はもっと長い目で子ども達を見ていて、

何ができるようになるか、に関しても例えばスプーンを使えるように、とかトイレが自分でできるように、とかそういう具体的なことにとどまらず、

自分の気持ちを伝える力、だったりイメージの共有ができる、であったり、相手の話が聞ける、であったり抽象的な事柄に関してもその年齢に応じた発達・達成を見守り助けていて、そういう部分が保育のプロだなあと、冊子を読みながら感じました。

そういう人として過ごしていくうえで一番大切な部分の発達に関する知識が

なかなか日々の子育てに追われていると得づらく、

けどきっとその部分の知識があったら目先のことばかりにと捕らわれずに、

長い目で発達を見守ることが出来て、

結果として気持ち的な余裕もできるのではないかなあと思いました。

そういう本はたくさん出ていてきっと勉強しようと思えばできると思うのですが…

「自分の子どもの通う保育展の冊子」というかたちで、見知った子たちの写真や風景とともに記載されていると、実感として感じることが出来ました。

先生からの保育レクチャーみたいなかたちで、保育士の先生方が学校で習うようなことを、保護者にレクチャーする場、みたいのが年1日でもあったら、すごく有難い場だな~と思ったりしました。(先生の負担を増やしたくはないですが)


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